このレビューはネタバレを含みます
感想
ドラえもんの映画を見たことが無く、友人に勧められて鑑賞してみました。
ペットを大事にせず、空き地や山奥に捨てていく人が増えている事への風刺なのかなと感じました。
のび太のお馴染みのセリフ、「ドラえもーん何とかしてよー！」は3~4回出てきたかな？
進化退化光線銃を浴びただけで、後にタイムマシンを作れるようになったイチ、スゴすぎる。
イチが初めて「の、び……た……」みたいな感じで喋った時と、ハチが実はイチで、のび太に会いに行くまでの回想シーンが泣けて仕方なかったです。
子供向けって書いてあるけど、大人こそ見るべきだと思います。
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内容(自分の振り返り用にストーリーをほぼ全部書いているものです)
河川敷でジャイアンやスネ夫と野球をしていたのび太。飛んできたボールを取り損ねて、ボールが川の方に行ってしまう。
ジャイアンやスネ夫は帰ってしまうが、どこからともなくやって来た犬がボールを拾ってきてくれる。犬はその後、のび太のあとを着いてきて、結果的に家に連れ帰ってきてしまう。
のび太は犬はワンと鳴くから名前はイチにしようとドラえもんと話し合う。
イチはのび太たちに懐き、のび太が「もしもし亀よ亀さんよ」と歌いながらするけん玉に夢中だった。
そんな中、雨でずぶ濡れの猫を救うことになり、のび太はずぶ濡れだからズブという名前にしようと決める。
しかし、家に1匹、また1匹と野良猫が増えてしまう。ミルクなどをあげて数日間はしのいでいたものの、母親にバレそうになったため、どこでもドア(どこにでも行けるドア)で山奥に逃げることに。
ところが山奥には、沢山の捨て犬や捨て猫たちがいた。そのすぐ横では、都市開発のために工事が行われていた。
可哀想に思ったのび太たちは、スモールライト(ライトを当てた対象を小さくできる)で彼らを小さくし、カゴに入れて自分の家の近くの橋の下に連れていく。
このままでは良くないので、沢山の捨て犬や捨て猫をどうにかしたいと思ったのび太たちは、犬や猫たちを連れて、タイムマシンで恐竜もなにもいない場所、3億年前の時代に行くことになる。
犬や猫たちに自力で食料問題を解決させる為に、ドラえもんの道具(ボタンを組み合わせてエサを作る)を操作出来る必要があった。
のび太はイチに進化退化光線銃を浴びせ、君が彼ら(他の捨て犬や捨て猫)のリーダーになるんだよと言い残し、のび太は「また明日来るからね」と言い現代に帰る。
次の日、イチやズブたちの元へ行こうとすると、タイムマシンがねじれ空間に入ってしまい、3億年前の時代から1000年後の時代に着いてしまう。
そこにはワンニャン国という国があり、犬や猫が服を着て歩き、日本語を話している。その街で、イチにそっくりな犬、ハチとその仲間に出会う。ハチとその仲間たちは、親たちが行方不明になり、探し出そうとしていた。
ワンニャン国には次期大統領候補と言われているネコジャラが運営する、ネコジャーランドがあった。ハチたちは、ネコジャーランドが怪しいとふみ、そこで親たちを探すことにした。
そんな中、ワンニャン国に隕石が降ってくる。そんなに大きな隕石ではないのに、物凄い衝撃がワンニャン国を襲う。しかも、これから更に地球に沢山の隕石が降ってくるという。
大統領は、地球から脱出する必要があること、全国民が脱出するための装置の用意があることを伝えた。
一方のび太たちは、ドラえもんの道具の力を借り、ネコジャーランドの地下に開発拠点があることを突き止める。ハチたちの探していた親たちもそこにいて、ネコジャラに強制的に働かされていた。
ハチとその仲間たちの親を助け出せたものの、今度はドラえもんが捕まってしまう。
地球からさっさと逃げ出そうとしているネコジャラからドラえもんを助けに行くのび太とハチ。
捕まってしまったドラえもんは、ネコジャラがズブの子孫である事、そしてネコジャラの目的は、ひどい扱いをしてきた人間たちを、タイムマシンを利用して支配する事だと知る。
のび太たちは何とかドラえもんを助け出すも、のび太とハチは水の中に落ちてしまう。
薄れゆく意識の中で、ハチは自分の過去を思い出す。自分は過去にイチと名付けられ、進化退化光線銃で人間の言葉を理解し、成長したイチは、国をおさめ、何年もかけてタイムマシンを作ることに成功し、のび太たちに会いに行こうとする。ところが、時空の捻れに迷い込み、イチは赤ちゃんに退化し、数百年後に来てしまう。そこでハチと名付けられ、今に至る。
そして首には、のび太のけん玉の玉が飾られていた。
のび太とイチ(ハチ)は水面に上がり何とか助かるが、ワンニャン国の民たちが地球から脱出に使う装置の燃料がネコジャラに奪われたため、脱出できずにいた。
そこでのび太たちは、燃料を取りに行くことになる。ところが道中、またしてもネコジャラに邪魔されてしまう。のび太はイチやドラえもんたちと協力し、けん玉の玉を巨大化させてネコジャラを倒す。
そしてのび太たちは、地球から逃げ出そうとしている人たちの元へ向かい、燃料を渡すことに成功する。
国民たちと共に地球から出発しようとするイチに、のび太は一緒に現代に帰ることを提案するも、新しい星で新しい国を作る責任があると言い、別れを惜しみながら地球を離れます。
イチたちを見送ったのび太たちは、修理したタイムマシンで無事に現代に帰ります。
