脚本と演出が素晴らしい。
ワクワクするオープニングから伝説のラストまで全てが最高。
まず幼稚園をあそこまで怖い要塞として見せる発想よ。
かごを牢屋の見立てたり、部屋は鍵が掛かってるし、外はライトの見張り、屋内は監視カメラと巡回がある。
ガチじゃん。
あのサルは当時怖かったなー。
脱出の緊張感は過去イチ。
脱獄計画もしっかりしていて面白い。
ケンの拷問は好きだったなー。
トイ・ストーリー1~3はバズの「自分がオモチャでなくスペースレンジャーだと勘違いしてる」行動が楽しい。
豆電球レーザーの威力を信じてる所とか。
今作は「リセットされて敵になる」という設定が怖かったのも覚えてる。
焼却炉からのラストは本当に泣ける。
お互いの手を握り合うシーンは、最後はせめて皆一緒にと覚悟を決めていて、初見時は見入る。
自分だって怖いはずなのに「俺たちとなら大丈夫だよ」と手を握る。
ウッディやバズの表情が良いんだよなあ…
そして伝説のボニーへの寄付。
アンディでなくバズら友達と一緒にいることを選ぶウッディ。
「私のカウボーイだぁ!」と欲しがるボニーから反射的に自分に引き寄せるアンディの仕草と表情。
ウッディは無表情なのに何故か気持ちが分かってしまう感覚…本当に素晴らしかった。
ボニーに寄付されることで、遊ばれる人生を得たオモチャ達。
そして何より最後は念願の「アンディに遊んでもらえた」脚本に脱帽したのを覚えてる。
大人だとより響く。
かつて子供だった全ての大人へ。