ここにーる

ぼんちのここにーるのレビュー・感想・評価

ぼんち(1960年製作の映画)
3.5
男児を産んだら五萬圓、女児なら壱萬圓。男尊女卑な描き方されててこれ大丈夫か、と思ったけど後半"男はつらいよ"って展開になっていくのが上手い。終盤の湯舟に浸る京マチ子、若尾文子、越路吹雪の魔女の3密。その出汁には猛毒が含まれていると思われ、ぼんちは後ずさる。大阪船場の老舗足袋問屋の五代目の半生を描いた山崎豊子原作。やたら豪華なキャスティング、普通にオモロい。