ある夫婦の数十年の日常を描く。木村多江とリリー・フランキーのどこにでもいそうな普通の夫婦。普通とは言っても、生きていれば色々なことが起こる。辛いことや苦しいこと、悲しいこと、そんな日常の数々を夫婦が手を取り合って乗り越えていく。
夫婦の形は色々とあるだろう。ここで描かれている夫婦の距離感や関係性が心地好い。僕は好きだ。生きるって何だろう?死ぬって何だろう?答えは見付からないけど、僕たちは生きていく。
ちゃんと生きたい、ちゃんとしたい。そう思っていても、ちゃんと生きられない、ちゃんとできない。そういうときがあって良いんだよね。木村多江の涙が突き刺さる。
加瀬亮も忘れられない。