ぐるりのこと。の作品情報・感想・評価・動画配信

ぐるりのこと。2008年製作の映画)

上映日:2008年06月07日

製作国:

上映時間:140分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「ぐるりのこと。」に投稿された感想・評価

Nakanishi

Nakanishiの感想・評価

4.0
5年ぶり2度目の鑑賞。初鑑賞時より心に響きました。

育児関連の書籍が捨てられている描写や研いでる途中のコメが台所に散らばっている描写など、映像により状況を端的に描くシーンが随所にあって良かったです。

キャストは自分好みの俳優ばかりで文句なし。特に加瀬亮、新屋英子、江口のりこ、内田慈、新井浩文はチョイ役なのにインパクトが強く存在そのものが味になっていました。

もちろんチョイ役以外もいい味が出ていました。特に寺島進&安藤玉恵夫妻はリアル過ぎてヒヤヒヤしてしまうほど。ああいうノリの夫婦いますよね。普段は喧嘩ばっかしてるのに夜はベッドで燃え上がるような感じの。そして意外と離婚しない。

それからリリー・フランキーと木村多江。混乱した木村多江をリリー・フランキーが慰めるシーンは長回しでおそらくアドリブも多いと思われるのですが、いいシーンです。

ただ、このシーン以降(木村多江が絵を描き始めてから)は綺麗にまとまり過ぎていて、違和感がありました。BGMも微妙だなあなんて思っちゃいました。完全に個人的な趣味に合わないだけだと思うんですけどね。惜しいです。

一応主人公は木村多江として描かれていますが、裁判にかけられている被告やその被害者、とんかつ屋など、様々な事情を抱える人々に焦点を当てている作品だと思います。次作「恋人たち」では更に深くスポットを当てており、そういう意味では本作は習作と言えるような気がします。「ぐるりのこと。」が気に入った方には是非「恋人たち」をおすすめします!
uta

utaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リリー・フランキーすげえ〜
この優しさ好きだ〜
泣くから良い人なわけではないとか
逃げる逃げないの話とか
考え方が好きだったな
なみ

なみの感想・評価

4.0

めちゃくちゃ良い話でした

キャスト陣豪華でたのしかった!

明らかに後半にかけてオットの妻への愛情が増幅していたけど、
それは裁判見てたから?
妻が鬱になったから?

それとも最初から愛情の大きさは変わってないの?

そこが良くわからなかったのでまた観る


リリーフランキー

「泣いたからって良い人なわけじゃないだろ?」

すぐ泣いてしまう私にはトゲのあるセリフだったよ!

前半の鬱になっていく描写、世界がしんどくなっていく感じみていて辛かった
そして少しわかる

将来は鬱になっても寄り添っていてくれる人と一緒にいたい、と思った。
親戚付き合いとか、トゲのある人たち、とか登場してるけど、みんなおさまるところに収まっていく感じ、
吉本ばななさんの話みたい?
arata

arataの感想・評価

4.2
むちゃくちゃいい映画
木村多江が色気ありすぎてびっくり。
映画自体明るくないけどすごく見入ってしまいました。邦画の中でかなり好きな映画
写実的社会・年単位で進むドラマ・淡々・生きづらさ・ボタンのかけちがい・悲しみ・むなしさ・虚無・救い・理解
KEIYA

KEIYAの感想・評価

3.8
しみる優しさ。

手が小さくて良いことのくだり

リリーフランキー流石だなと思った。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
▪️JP Title :「ぐるりのこと。」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 2008
▪️JP Release Date : 2008/06/07
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : 第32回日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
▪️Appreciation Record : 2020-731 再鑑賞
🕰Running Time : 140分
▪️Director : 橋口亮輔
▪️Writer : 橋口亮輔
▪️MusicD : Akeboshi
▪️Cast : 木村多江、リリー・フランキー
▪️Review
「めんどうくさいけど、いとおしい。」 「いろいろあるけど、一緒にいたい。」 この映画のコピーで全て表現されてるような愛おしい一組の夫婦の物語。
橋口亮輔監督の作品で、1990年代に実際に起きた事件や社会背景(サリン事件、阪神大震災、連続幼女誘拐殺人事件など)を巧く絡めながら一組の夫婦の10年間を見事に描いています。「ぐるり」とは、人の身の回りで起こる様々な出来事を指しているんですね。(法廷の再現シーンは心が痛みます。。。)
そして、キャストが最高!!主演は当時映画初主演となる木村多江×リリー・フランキー 。几帳面であるがゆえに、少しずつ心を病んでいく妻・翔子を演じる木村多江、ひょうひょうと生きる法廷画家の夫・カナオ役にリリー・フランキー(いつも毒々しい演技が多いので本作の役柄は新鮮!)、この夫婦の演技が素晴らしいですね。時に寄り添い、時にぶつかり合う二人の姿は、心をグッと掴みます。さらに、法廷シーンには加瀬亮、田辺誠一、光石研らが出演するほか、倍賞美津子、柄本明らのベテランや、 寺島進、八嶋智人ら個性派俳優が脇を固めています。

物語は。。。
1993年、何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめていました。どこにでもいるような幸せな夫婦でしたが、あるとき子どもを亡くしてしまい、その悲しみから翔子は心を病んでしまいます。そんな翔子をカナオは温かく支え続け、2人の生活は少しずつ平穏を取り戻してゆきます。。。

温かな感動するに包まれ、夫婦っていいなと思える、そんな素敵な作品ですね!!

▪️Overview
「二十才の微熱」「渚のシンドバット」の橋口亮輔監督が「ハッシュ!」以来6年ぶりにメガホンを取った人間ドラマ。バブル崩壊から21世紀にかけて社会が激変した時代を背景に、実際に起こった犯罪・事件を織り込みながら、ある夫婦が辿る希望と再生の10年間を描く。主演はともに映画初主演となる木村多江とリリー・フランキー。共演に倍賞美津子、寺島進、柄本明、寺田農ほか。(引用:映画. com)

2008/日本
hoteltokyo

hoteltokyoの感想・評価

4.0
リリー・フランキーのデビュー作。相変わらずのリリーだった。だけどそこが良い。なぜこの映画が良いと思うのかじっくり考察してみると、周りからなにを言われようが、なにが起ころうが、この夫婦はこの夫婦の時間を大事にしていることなのだろう。そして旦那役のリリーは、一見適当そうな男に見えても仕事はしっかりこなし常に妻の横にいる。見えない信頼感を作れるのはきっと、すぐ逃げず、諦めず、ちゃんと最後までやりきる男だからこそなのだろう。

疲れ切った妻を元気つけようと「手が小さいとさ、ちんぽこ握った時、大きく見えるから得なんだよ。」って言える旦那。素敵だぜ。
図らずしも、いい夫婦の日に鑑賞。

ひょうひょうとして居ながらも、傍聴席や被告人をしっかりと観ているカナオ。10年の月日が流れる中で、周囲との関わり方への変化やどうにもならない日常から逃げずにぐっと堪える姿に魅力を感じた。

ちゃんと出来ているのに、ちゃんとしようとして出来ていないとじぶんを責めてしまう翔子。作品集の彼岸花?のページから雪が降ってきて冬に移り変わるシーンが好きだった。音楽も。

この2人が描く姿や表情を観ていると、描くことのたのしさや苦しさを思い出すことができる。絵を描くことで再生していく。

手を繋いだり、脚を蹴り合ったり、なんてことない会話劇をただただ観続ける時間が多いけれど、それこそがいい。エンドロールの絵も、劇中のシーンを思い返せてまたいい。

この作品、ずっと気になっていて、ある人が観るきっかけをくれた。心からありがとう^^
shoepexe

shoepexeの感想・評価

4.5
けっして明るくない物語だけど確かな演技と演出で、良い映画を見たという幸福感が強い
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