人としての有り様が普通に生々しく描かれているお話。
飄々とした夫を演じるリリーフランキー
子との死別に打ちのめされる妻を演じる木村多江
大いなる秘密を胸の奥底にしまい込む母を演じる倍賞美津子
正直で…
リアル。出てくる事件もほぼそのまま
リリー・フランキーの演技が自然
ナチュラルな下ネタも優しさに感じる
赤ちゃんの絵
親にクモは殺しちゃいけないって言われたの思い出した
とんかつ屋、唾入れてるのも夜…
夫婦で寄り添って生きていく。
翔子(木村多江)とカナオ(リリー・フランキー)の何気ない会話や笑いや喧嘩に、人生の愛おしさを感じる。木村多江さんの圧巻の演技に惹き込まれる鑑賞後感となりました。
■…
テーマが今現在の自分には、もう一つ染みてこないものだった模様。時間が経ってから観直すと、又違ってくるかもしれない。
長回しのシーンはある1シーンを除いてシナリオ通りとの事だけれど、生々しさがあり、観…
話が進むにつれリリーさんが男前に見えていく。“人”を知っていくってこういう事なんだろう。
たまに「この相手のどこに魅力を感じて結婚したんだろう?」と思うような夫婦がいるけど、じっくり付き合ってみない…
なんなんだ、とてもとても良かった。
生きることと死ぬことをテーマにしているからか、キツいシーンが所々あって、そういう意味ではもう一度見るのはしんどい。
けれど、そんな表面上のものさしで測りたくない…
(C) 『ぐるりのこと。』プロデューサーズ