Kinakosan

ぐるりのこと。のKinakosanのレビュー・感想・評価

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)
4.0
タイトルが好き。2人をとりまく、ぐるりのことが綴られていて、それによっていろんなことが変わっていく様子を淡々と記録しているような感じ。

リリー・フランキー、ほんとにこんな人なんじゃないかっていうくらい自然。
木村多江との夜の営みの部分で、爆笑しちゃいました。

ちゃんとしないといけないと思うから、人は追い詰められていく。悲しい時、存分に悲しまないと、人は壊れてしまうんだと思います。大事な事は、寄り添う事なんだなぁと2人を見て思う。夫婦でも、理解できないから、寄り添う事が本当に大切。カナオがだんだんいい男に見えてきます。

凶悪な事件や、理不尽な出来事、心が壊れそうになる事がたくさんある。だから、すぐそばにいる人を大事にしたいし、尊重したいと思いました。
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