りょーこ

悪魔の美しさのりょーこのレビュー・感想・評価

悪魔の美しさ(1950年製作の映画)
3.5
悪魔に魂を売ったファウストの物語に基づく1950年フランス産モノクロ・ドラマ

ルシファーの弟子(と字幕にあったけど部下に近いと思う)であるメフィストフェレスが結構ヘッポコで楽しかった♪

悪魔って狡猾なイメージなのに、結構してやられてるw
挙げ句ラストとか、アホじゃんww

悪魔だからって万能ではない、そんな作品( ´∀`)



ひたすら孤独に50年、研究に打ち込んできたおじーちゃん教授アンリ・ファウスト。

そこへ悪魔メフィストフェレスが現れ
「何も成し遂げぬまま研究して死んでいくとか、マジ勿体無いわぁ~!
無料で若くしてやるから人生楽しんでみ!!」
とか言ってくる。

イケメンへと変身した教授は人生謳歌!

で、悪魔はファウスト教授、イケメンは騎士アンリとして、錬金術で富と名声を得ることに成功した。

しかし尽きることのない欲のせいで、アンリはついに正式に悪魔と契約してしまい……



俺は世界一金持ちの貧乏人さ

メフィストフェレスがおじーちゃんとして過ごすので、リウマチに悩まされたりしててウケるw

楽しみ等とは無縁だった教授が、人生を謳歌して幸せを感じていくのもイイ!

たとえ悪魔の策略だったとしても。

オリジナルのファウストはなんとな~く観たか読んだかした程度なので違いは分かりませんが、これはこれでコミカルなシーンが多くて面白かったです☆

余計なことした悪魔がドツボにハマる良作!
りょーこ

りょーこ