汽笛の音で目を覚ます

あの胸にもういちどの汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)
1.7
人妻が愛する男に会うためにオートバイで駆けながら、色々と過去を振り返っていく話。分かりやすく言うと、不倫の話でもある。

サイケな映像表現が多くて、見始めたら最初の印象よりもだいぶ癖の強い作品。ただ、良くも悪くも独特な世界観があるので、最後まで興味深くは見れた。

内容的には、おそらく理解できる人のほうが少ない。人の数だけ何通りもの愛の形があると思うけど、流石に破滅的過ぎて、途中からは「いやもう主人公ヤバい人じゃん」という感想が大半を占めた。

ちなみに結構色んな日本作品に影響与えたと言われており、ルパン三世の峰不二子が裸に革ジャンを着てハーレーに乗ってるのは、この作品のオマージュらしい。