汽笛の音で目を覚ますさんの映画レビュー・感想・評価

汽笛の音で目を覚ます

汽笛の音で目を覚ます

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

奇才アリ・アスターの新作。わりと楽しみにしていて、それなりに期待したものは見せてくれた気はしてる。でも3時間は流石に長かった。演出が細かい分、集中力がもたない…。もたせたけど、見終わった後、どっと疲れ>>続きを読む

吠えるのをやめた犬(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

捨てられて人間不信になった子犬と、家庭環境の変化に気持ちが追いついていない少女のショートフィルム。

いい話ではあるんだけど、流石に犬のオズが可哀想で途中は結構しんどかった。

最終的には、心から犬ほ
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クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

3.8

名前だけしか知らない母親に会いに行こうと、その母が営んでいる美容室「クレイジーヘア」に、決心して入店する男のショートフィルム。

主人公の母に会いたいという思いは純粋なもので、だけどその反面、会うこと
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ラブリーおばあちゃんの思い出(2022年製作の映画)

4.0

ラブリーおばあちゃんの認知症をどうにかして食い止めたい子供の話。

最初のシーンから2人の微笑ましい関係性が見てとれる。まさに親友といってもいいぐらいの距離感で、だからこそ切なさもあるけど、それ以上に
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ザ・キング(2017年製作の映画)

3.7

汚職にまみれた権力社会を、自国の史実も交えながら描いた韓国のノワール映画。

貧しい家庭からの成り上がりを目指す主人公という部分が凄く分かりやすいし、絶対的な権力に憧れを抱いていく過程も簡潔にまとめて
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.1

人型ロボットが普通に家族の一員となって暮らす近未来が舞台。故障した中古AIロボットのヤンを何とか修理しようとする過程で、ヤンの映像記録を見つけて、ヤンの過去を知るという話。

静かに淡々と世界や人間の
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絶海9000m/ブルー・フィアー(2017年製作の映画)

1.5

いっときのテンションに身をまかせて海に飛び込んでしまった男女7人。後から船に上がるための梯子を出し忘れてたことに気付いて、さあ大変。という内容の海の上を舞台にしたサバイバルスリラー。

とまあ、なんと
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夏休み(2023年製作の映画)

3.7

孤独を求めて休暇をホテルで過ごそうとするも、手違いでキャンプ場に泊まることになった女性のショートフィルム。

せっかくの休暇が、騒がしいキャンプ場で1人きりなんて、自分ならどうにかなっちゃいそう。
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ふたりは姉妹(2022年製作の映画)

4.1

幼い姉妹の日常風景の断片を柔らかいタッチで描いたショートアニメ。

最初は普通の姉妹に見えるけど、時間が経つにつれて、あることに気付く構成で、しっかりと余韻を残すラストへの繋ぎ方は、ただただ素晴らしか
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戦いとは終わりである(2023年製作の映画)

3.1

労働取引所に設置されたボクシングのリングを題材にした短編ドキュメンタリー。

あまり自分が触れたことのない世界の話で、終始興味深く見れた。

ゴリゴリのボクサーがゴリゴリにボクシングをしてるとかの話で
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スピード(2022年製作の映画)

2.6

同居しているスピード感が正反対の男2人が、自分と似たような性格だと思ってる女友達を家に招いたところから始まるショートフィルム。

最初の設定と題材からはあまり想像できなかった青春感のある展開で、結構意
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ジャンヌと七面鳥(2023年製作の映画)

2.7

年齢のわりには子供っぽい女の子と七面鳥の奇妙な関係性を描いたショートフィルム。

思春期の女の子のよくある不安や葛藤を描いた作品かと思いきや、想像よりも尖った内容だった。

ちょっとホラーっぽいテイス
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フレンズ/2匹は友だち(2014年製作の映画)

3.0

オタマジャクシとイモムシの奇妙な交流を描いた4分間の短編アニメーション。

ワンアイディアを上手く表現しているとは思うけど、最終的には、すっごくなんとも言えない気持ちになりました。

ただ、こういう現
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私に触れた手(2022年製作の映画)

2.7

実家の子供部屋で片付けをするうちに、かつて封印していた記憶を思い出してしまう女性の話。

柔らかいアニメーションの雰囲気だけど、近親相姦という難しい社会問題にアプローチしている作品で、家族だからこそど
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.4

『ミッド・サマー』をはじめとするトラウマ映画を生み出してきた、かのアリ・アスターの卒業制作。

ただ、『ミッド・サマー』とかは完全なフィクションだからまだエンタメとして見れるけど、この作品は妙にリアル
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カナダでの暮らし(2023年製作の映画)

4.0

血のつながらない母娘の複雑な関係性にフォーカスした、ユーモア成分多めのショートフィルム。

まずだらしない主人公としっかり者の子供というコントラストが見やすくて良かった。そのうえでなんだかんだ2人にし
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フェアプレー(2022年製作の映画)

3.5

競争社会をシニカルな視点で皮肉ったフランスのショートフィルム。

見終わった後だと、フェアプレーというタイトルは盛大な皮肉なんだということがよく分かる。

三者三様の色んな立場の人の姿が描かれていて、
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オアシス(2022年製作の映画)

3.7

とある双子の兄弟を追ったカナダのドキュメンタリー。

弟が知的障害を持っていて、成長するにつれてお互いの関係がどう変化していったのか、その断片を14分ほどの短い時間でしっかり描ききっている。

驚いた
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ダンスの中に(2022年製作の映画)

2.4

シンプルでカラフルな4人のキャラクターがダンスをしている4分間のショートアニメ。

多種多様な人種がさまざまなジャンルのダンスを楽しく踊っている様子は、平和的なメッセージ性を感じて良かったけど、ダンス
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新凱旋門(2023年製作の映画)

4.0

70近いパブリックアートが展示されていて、ヨーロッパ最大の野外美術館とも言われている、フランスのラ・デファンス地区を描いたショートアニメ。

文学的でありながら芸術的。現実を超越したシュールレアリズム
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女と犬(1991年製作の映画)

3.9

二者択一ゲームをする女友達同士の会話劇。自然な会話と演技に引き込まれる上質なショートフィルムでした。

まず「犬を安楽死させるか、数学教師とキスをするかならどっちを選ぶ?」とかの質問のチョイスにセンス
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アトミック・チキン(2023年製作の映画)

3.0

原子力発電所の近くで暮らすニワトリたちのドタバタ劇。可愛らしい見た目とは裏腹に、なかなかブラックなジョークのショートアニメでした。

5分なのでサクッと見れて、シンプルな発想の良さと面白さがありました
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ベッキー、キレる(2023年製作の映画)

3.6

復讐の鬼となり、ネオナチ絶対殺すガールになった前作『BECKY ベッキー』の続編。

脚本も監督も変わったけど、大まかな展開は前作と一緒で、再び復讐の鬼になったベッキーが悪い奴らを殺しまくる映画。では
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FLYLEAF(2020年製作の映画)

1.6

簡単に言えば、青春×初期衝動のお話。瑞々しさと初々しさを併せ持った題材で、いかにも大学の自主制作ショートフィルムといった印象。

この類の作品としては爽やかで、良くできている部類だとは思うけど、それは
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彼女はヴィーガン(2022年製作の映画)

2.8

タイトルのまんま。一目惚れしたフランス人女性がヴィーガンだったという設定のショートフィルム。

正直お話を楽しむというよりかは、ヴィーガンについて学んだり、食の多様性についての意識を高める教育系の作品
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N.O.A.(2016年製作の映画)

2.4

車内のワンシチュエーションで繰り広げられる、秘書機能アプリAIと男の会話劇。

コメディとSFとサスペンスをごちゃ混ぜにしたようなジャンルで、15分ながらも広がりのある展開は良かった。

AI殺人をテ
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センターライン(2017年製作の映画)

3.5

AI殺人がテーマの低予算の近未来SFドラマ。

AIが法廷で「誤作動ではなく、わざと殺した」と供述したことから、AIに心はあるのかという命題を日本チックな刑事ドラマの雰囲気で描いた作品。

設定の着眼
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子役(2022年製作の映画)

1.7

家出した元人気子役と、とある家族との出会いと交流を描いたショートフィルム。

現代劇でありながらも少し現実感に欠ける展開だからか、少々チグハグなストーリーに感じる。面白いとか面白くないとか以前に、これ
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いつか王子様が現れて(2016年製作の映画)

3.5

軽快なロリポップの音楽からはじまる少しヘンテコなショートフィルム。

色んな妄想の断片を繋ぎ合わせたかのような設定と展開で、結末含めて、それでいいの?と思わなくもないけど、ただただ作品のポップな雰囲気
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

相葉くん主演のジャパニーズホラー映画。

ぶっちゃけこれをジャパニーズホラーと言っていいのかは甚だ疑問ではあるものの、監督は『リング』や『仄暗い水の底から』の中田秀夫なので、それなりに力の入った作品な
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ザ・クロッシング(2021年製作の映画)

4.1

戦禍によって住むところを追われた姉弟の壮絶な旅路を描いたアニメーション映画。

ガラスに描かれた油絵を少しずつ直して動きをもたせるという、今まで見たことない形式のアニメーションで、制作までに10年もか
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愛の記念に(1983年製作の映画)

2.9

いかにもフランス映画らしい愛を求めて行動をする少女が主人公。

彼氏がいながら不特定多数の男性と関係を持ち、一見するとただの性に奔放な女の子という感じだけど、色んなことを哲学的だったり芸術的に表現する
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

女性3人のスーパーヒーローによるアンサンブルが楽しめるMCUの33作品目にあたる作品。

『キャプテン・マーベル』と『アベンジャーズ』シリーズは必修科目だとして、できることなら『ワンダビジョン』、余裕
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.3

『メン・イン・ブラック』シリーズの3作品目。実は2までしか見てなかったので、今作は初見。なんで見てなかったのかは分からないけど、今作もちゃんと面白かった。

時間軸を超越した話なので、展開としては少々
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.8

ホームレスが両親を殺した男に復讐するお話で、独特な静けさと張り詰めた緊張感があるサスペンスクライム映画。

こういう題材はその復讐劇自体にフォーカスを当てる作品がほとんどだけど、この作品は少し違う。色
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ハード・パニッシャー(2013年製作の映画)

2.5

イギリスの復讐系クライムアクション映画。アフガン帰りの特殊部隊員がギャングに復讐する話。

設定含め、終始既視感のあるストーリーではあったけど、こういう映画特有のスカッとする要素はちゃんとある。

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