この映画は、ある意味カルト映画かもしれない。
まさに奇蹟のキャスティング。
マッドマックスのトゥーカッターまたはイモータン・ジョー様とMFPのチーフが刑事役で登場。まさかの同僚というね。
そして敵となるのが、二代目ジェームス・ボンドのジョージ・レーゼンビー。
もう激レアというね。
そこにジミー・ウォングと若き日のサモハンという。これだけでも映画ファンなら絶対見なきゃダメなやつじゃん。
ところで、ジミー・ウォングさん主演を初めて見たのだけど。。かなりアクションが大味というかカンフー使わないんすかね。あまり洗練されたマーシャルアーツには見えなかったな。とは言えとても頑張ってます。
内容はゆるい007と言った感じなのだが、登場するマシンがこれまた見どころでkawasaki Z1は後輪をスライドさせながら爆走するし、ハングライダーを牽引するモーターボートはスーパーチャージャー付きV8エンジン。後半のカーチェイスもこれでもかってくらいにぶつけ合うので見応えたっぷり。
当時はブルース・リーブーム真っ只中の頃かと思うが、マッドマックスの四年前という時代性を考えるとかなりの力作と思う。