ネムル

キートンのカメラマンのネムルのレビュー・感想・評価

キートンのカメラマン(1928年製作の映画)
4.5
初期作に見られる体当たりのアクション、破壊的な笑いは鳴りを潜めてしまった。移籍に伴い、キートンが監督をしてないからだろうか。

バスター・キートンとしては物足りなさばかりが募るが、しかしラストは泣ける。撮るものが撮られるものに変転するというのはやはり現実の寓意なのだろうが、不器用な青年の恋物語と自然に結びついて、やはり涙無しには見られない。
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