たぴ岡

ファニーゲームのたぴ岡のレビュー・感想・評価

ファニーゲーム(1997年製作の映画)
3.0
誰も救われない胸糞映画

別荘にやってきた親子3人の一家。隣の家から卵をもらいにきた若者を家の中にいれたことから一家全員悲惨な結末をむかえることになるというオーストラリアの不条理な後味の悪い映画。

ストーリー自体が胸糞。こんなに救われない映画を見たのは久しぶりでした。

子供を殺すシーンも映像は観せず悲鳴だけ。決定的なシーンは映らないけど演技と演出とカメラワークだけで不条理さ、不気味さを加速させてた。想像させられて恐怖心を煽られる、何も見せない暴力って怖いんだな

そして犯人にとっては都合の良い展開ばかり。特にリモコンのシーンは理不尽すぎる。いやいや、ありえないやろって言いたくなります。

犯人の1人パウルが観客に語りかけてくる。デッドプールみたいな描写が、ずっとおちょくられてる感じがした。
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