まつこ

引き出しの中のラブレターのまつこのレビュー・感想・評価

引き出しの中のラブレター(2009年製作の映画)
3.4
閉じ込めた思いをラジオに乗せて届ける群像劇。

劇中の番組までは長さを感じてしまったけれど常盤貴子が読むラブレターたちにほっこりした。八千草薫の声がまたいい。

アレクサが家にやってきてラジオを聴かなくなった。知らない音楽、忘れていた回顧展、誰かの笑えたり泣ける話。隙間時間やリラックスタイムに寄り添うラジオにしかない魅力。母が聴いていたから私の日常にはFM802が流れていた。ヒロトさんが懐かしい。明日からまた聴いてみようかなと思わせてくれた。

常盤貴子が今とぜーんぜん変わらないのがすごい。西宮育ちの関西弁はとてもナチュラルで心地よかった。林遣都くんの空回るほどの若々しさも良かったなぁ。本上まなみは綺麗だけど紀香くらいノリノリな自信が溢れている人の方がやな感じに映らない気がする。(原作はどうなんだろ?)久しぶりに見たけど…中島さんは元気でやってるのかな。

東京タワー🗼ってやっぱいいなぁ。
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