初のシネマヴェーラでした！
ユーロスペースの上の階にあるなんて知りませんでした(^^;
これにて見事「家から近い映画館」第2位として認定されました！
さて、そんなヴェーラでミュージカル映画特集という過去のジャズの名作面白そうなイベントをやっていたので観に行ってみました。
『教授と美女』という作品の再映画化みたいです。
脚本がワイルダーというだけあって『アパートの鍵貸します』がハマった自分としては非常に楽しめました。
ワイルダー作品は制覇したいと思ってますが、監督のハワード・ホークスの作品もなかなか面白そうなものが多いのでそちらもいつかチャレンジできればと。
さて本作ですが、音楽院で録音による音楽史を編纂していた教授8人のうちの1人が流行りの音楽、ジャズやブギを学ぶために街へ出かけます。様々な所を徘徊し、とあるナイトクラブで歌姫に出会います。最初は研究協力の依頼を断られるも、その歌姫実はギャングの情夫であり、警察の追っ手をまくために男だらけ8人の音楽院に逃げ込むが……
ストーリーは抜群です。主人公のフリズビ教授は彼女に恋をするのですが、彼女はマフィアの女。もちろんそんな気なんてありません。けれども教授の少年並みの純情さにしだいに惹かれていきます。
単純明快で分かりやすく素直に楽しめます。しかもそれでいて所々笑えて、その上ジャズの演奏が物語をより一層引き立てているので面白くない訳がないです。
ジャズってこんなに素晴らしいものだとは知りませんでした。
あと、とりまきの教授7人が可愛いです。全員仕事ばかりで女性に会うのは何年ぶりみたいな感じなので、フリズビ教授の恋模様に興味津々。しかも固い友情で結ばれているところも好きです。
セッションのシーンは必見ですよ！
～おまけ(前編)～
filmarksの生きる伝説と化している片腕ファルコンさんが以前おっしゃってたシネマヴェーラの美女には残念ながらお目にかかることは出来ませんでした(ノД`)
2016.3.12
