Shockman

機動警察パトレイバー THE MOVIEのShockmanのレビュー・感想・評価

4.0
夏メシ映画2018 「特車二課整備班 大盛りタライ素麺」

仕事柄、家で作業をすることが多く、朝ごはんを食べると眠くなってしまうため、食べないことが多いのですが、そうもなると10時過ぎには空腹で頭がいっぱい、昼ごはんなに食べようかな〜と、結局集中できていないのですが・・・そんな時に今年の夏、猛暑でクーラーの効かない部屋で空腹というキーワードからよく思い出していたのがこの映画。

物語
1999年夏、自衛隊の試作レイバーが無人のまま暴走、篠原重工の天才プログラマー・帆場暎一が、バビロンプロジェクトの要となるレイバー用海上プラットホーム「方舟」から投身自殺、そして民間のレイバーまで突如暴走する事件が多発、事件解決のため特車二課が立ち向かう。

漫画、映画、アニメなど複数で展開、最近だと実写版も公開され、未だに続くシリーズの劇場版第一弾1989年公開。

このシリーズでは現場で活躍する主人公たちと同じくらい、熱い絆で結ばれた整備班の面々が色濃く描かれています。

途中整備班が素麺を食べるシーンがあるのですが、このシーンの素麺がえらく美味そう。

私の思い出ですが、素麺はお盆後のご馳走も食べ尽くして、そんなに食べたいものも無いなあって頃によく出てきて、
最初は美味しいんだけど、食べてるとすぐに飽きてしまって、なんとなく味気ない。
そんな素麺を家族や親戚で食べていました。

男臭く油臭そうな男たちが暑い夜、(恐らく夜勤の方々)夕食にタライに山盛りにされた真っ白な素麺を豪快にすする。

短いシーンですが整備班が家族のような絆で結ばれてることを、素麺を食べるということで描いていて、そこにトマトを持って現れる野明(主人公)はまるでお母さん。

素晴らしいお盆映画、夏映画だなあと思います。お盆は終わってしまいましたが。。

作品自体のレビューは特にありませんが、純粋な主人公達と、SF要素とサスペンス要素、そして圧倒的なジリジリと暑い夏の重苦しい描写力、重厚な面白くて大好きな作品です。

後藤隊長は本当にかっこいいよなあ

食べ物がうまそうな映画はそれだけで、いつまでも心に残ってしまいますね。
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