十二人の怒れる男のにこまるのレビュー・感想・評価

ただ会議室でよくいるオッさん達が話しているだけなのに凄い緊迫感

特に同じナイフを取り出すシーンは衝撃的で、映画の面白さは何も画の動きだけじゃないんだと思い知る

普段なら交わるはずのない12人が、それぞれの人生で培って来たものを元に熱く討論をかわす、非常に面白い制度だなと感じた

真相はわからない、ただ電気椅子送りとするには不確定過ぎる、結論だけ見ればただそれだけの事、あくまでも陪審員達の物語

義務を果たして、雨が上がりにそれぞれの人生へ帰って行くラストが清々しくて良かった