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十二人の怒れる男の映画大好きのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
2024年(まだ2ヶ月ちょい)で観た映画の中で個人的🎥ベスト映画

人は誰しも偏見や色眼鏡で他人を見てしまう。歳を重ねれば仕方ない。自分の価値観を相手に押し付けてしまう。差別してしまう。仕方ない。

自分は自分、他人は他人
「他人のことは絶対にわからない」ということを胸に留めておくべきだと思った。知らないということは怖くて恐ろしくて臆病になってしまう。一歩踏み出す勇気をいつでも持つことは容易にできることではない。

他人のことはわからないけれどわからないままで「それでも理解しようと努力する」重要性を学びました。自分と意見も考え方も生き方も異なる他人と粘り強く議論し落とし所を見つける大切さを学びました。

また、自分の間違いを認める勇気も大切だなと思いました。誰もが間違う人間だもの

伏線の回収の仕方、カメラワーク、脚本、12人の個性、天気の演出、何をとっても完璧が過ぎる。歴史に残る名作です。リメイク版も観てみたいですね
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