アキラキア

十二人の怒れる男のアキラキアのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.2
先入観は判断を鈍らせる。
スラムの育ちだからってきっと父親を殺しただろう。と、曖昧な証言だけで決め打ちしてしまう先入観をたった1人が疑問を持って立ち向かう姿はかっこいい。次々とは1人の疑問が他の人たちにも伝わって多数決が徐々に裏返って行くのは見てて気持ちいい。最後まで有罪を曲げなかった男が、無罪だと言うシーンはすごかった。