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十二人の怒れる男のmoonのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
3.9
1人の少年の犯行について議論する12人の男性たち。
ずっと同じ部屋だし人も減らないし増えないのに
この画で90分もつのがシンプルにすごい。
これは脚本がよくて言葉の使い回しが秀逸だな〜🤔とおもった。
一瞬しか映らない少年はインパクトがあって顔が頭から離れなかったし男性たちが話しているのをみるとあの少年の話してるんだよね……って常に頭をよぎってた。

1人だけ無罪を主張し続けたヘンリー・フォンダの
表面上の情報に惑わされないで真実の可能性を見出してるのがよかったし常に冷静な人柄もすきだった。

個人的にはこの映画をみて最近みた落下の解剖学を思い出した。
サンドラの息子、ダニエルも両親の夫婦喧嘩の声が"絶対"外から聞こえたと最初供述していたけど
日がたっておなじようなシュチュエーションになったときあれ……やっぱり家の中からだっかも……ってなってしまう、誰しもが経験したことある曖昧の記憶になっていくのが記憶のリアルさを感じた。
わたしも先週の月曜日の晩御飯は?とか何してた?とか言われても思い出せない🫠笑
最後にあなたの名前は?ってなったシーンで
確かにこの人の名前知らない!!!ってか全員名前知らないってなった😨笑

SNSで話題でフィルマークスでも評価高かったから
みてみたけどおもしろかった〜〜。
いままでのわたしだったら絶対みないジャンルだな笑
今年はみるジャンルや年代ものも広げるが目標なので
この調子で色々みていきたい✊🏻
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