Goose

十二人の怒れる男のGooseのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.7
前評判が高く期待していたが、期待通り魅入ってしまった。

ワンシチュエーションの会話劇で90分画面に釘付けにさせる、えげつない脚本。。

主人公が最も芯のある良心を持っており、他の11人も彼の良心に感化されていく、、
結局は11人も良識ある人間だったと言うこと。


逆に言うと、主人公がいなかったら、、

世の中はこんなことばかりなのではと想像すると少し恐ろしくなる。

皆、どこかに良識と良心を持ち合わせているが、外の世界に対する解像度が低い。

が、それは誰かに感化されなければ表面に出てこない。
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