会話劇でこんなに間伸びしないのは
すっっごいことだと思います。
「疑わしきは罰せず」を追求し
無罪を諭す主人公(?)と
その主人公に懐疑的なその他11人。
伏線にならないような
無駄な会話ばかりなのに
無駄だと感じないのは
これ何故でしょう?
最近の映画や映像作品は
何でもかんでも伏線にしたがるので
逆に新鮮でした。
終わり方もとても綺麗です。
(かと言って大きなオチがあるわけでも
どんでん返しがあるわけでもありませんが)
以下ネタバレです。
最後まで少年が殺人を犯したのかという
真相は不明なままですが、
鑑賞した僕たちも13人目として
有罪なのか無罪なのか
考えるべきなのかと思います。