こりん

十二人の怒れる男のこりんのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.5
偏見は他人の目を曇らせる。

夏にぴったりの映画ですね✨
今作もノーラン監督の好きな作品として紹介されていたので、鑑賞。

リメイク版を先に観たので、大枠の内容は同じでした。

唯、少し違うのは‥リメイク版は移民問題の偏見も含ませていたので、そこが比較出来て面白かったです(*´∀`)♪

この作品の良さは、一つの命を決める事の難しさを痛感させてくれる男達の勇姿を楽しめる事です。

【スラムのガキが、父親を殺してしまう。】

証拠も提示され、当然のように有罪に流されてしまいがちですが、一人の男が其れに意を唱え、番狂わせを起こす!!

俳優の卓越した名演なしにこの作品は成り立ちません✨

話し合いだけで、このクオリティ!凄い作品です。

裁判員制度は、日本でも行われているので‥もし、自分が裁判員になったらどうするか。

考えさせる映画でもあるのかもしれません✨

ヘンリー様もレモンさんに負けてませんね♪オリジナルの方を観れて良かった!《ハンフリー→ヘンリー訂正》

モノクロですが、オススメします。
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