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十二人の怒れる男のPERSPECTIVEのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
12月だし何か12な映画見ようという軽いノリで視聴。まず最初に思ったのは、陪審員全員のキャラがわかりやすくそして人間臭くしっかりと作りこまれていたという点だ。やはりこの時代の映画の登場人物というのはそのしぐさや台詞が今なおとても生き生きして見える。そして何よりも注目すべきは映像の見せ方である。展開ごとのクローズアップと俯瞰の使い方がとてもうまく、感情的にではなく理論的に物事を考えることの重要さという、単純なれど現代にも通用しうる話と合わり、映画にずっと没入することができ、何回でも飽きずに見れちゃいそうな感じになった。
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