ツクツクボーシ

恋人たちのツクツクボーシのレビュー・感想・評価

恋人たち(1958年製作の映画)
4.0
中盤頃までこの話の趣旨がどこに行くのか不明瞭な上、おフランス人の惚れたはれたなんて、心の底からどうでもいい題材。だのに、ジャンヌ・モローが「夫が熊」の件で笑いが止まらなくなるあたり「リアル」を感じた。「ここではないどこか」の地点にベルナールとの逢瀬があることに凄く納得感。夜の描写のうっとりするほどの美しさ!モノクロの映像に陶酔する。
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