このレビューはネタバレを含みます
話としては至ってシンプル。ある出来事が原因で悪霊が現れ、それを主人公の鵺野鳴介が退治するといったテンプレートな構成。
だが、このワンパターンなストーリーの中に、"地獄先生ぬ~べ~"の良さがぎゅっと詰め込まれていますし、96年制作の作品でありながらテンポが良くて展開も早く、今観ても十分に楽しめるものとなっている。
48分と短編ではあるが展開に強引さもないですし、コメディ要素も程よく含まれていて、生徒同士の友情が印象強く描かれているので観ていて気持ちが良い。本作は良作ですね。気軽に楽しめる作品であることに間違いはないかと。