やっさん

蛇にピアスのやっさんのレビュー・感想・評価

蛇にピアス(2008年製作の映画)
3.4
痛みが私の生きている証。

現代の若者の気持ちを隠さずにストレートに表した話だと私は思いました。

主人公ルイは何かをしたいわけでもなく、ただ単に毎日を過ごしていた。そんな中で出会い衝撃を受けたアマのスプリットタン。そして刺青。
痛みを感じている間は自分が生きていると感じれる。生きていることに意味を感じれる。

優しい彼氏のアマに、サディスティックな彫り師シバさんとの三角関係。

いろんな感情が入り混じり、切なく、深い。

特に夢も何もなくたんたんと生きてる自分と重なる部分があり、映画の世界観にとてもすいこまれました。
やっさん

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