ふぇりな

蛇にピアスのふぇりなのレビュー・感想・評価

蛇にピアス(2008年製作の映画)
2.8
気軽に最低な気持ちを味わいたくなったので鑑賞。
色んな意味で痛い映画でした。でも不安定な精神を痛みで何とかしようとするのは少し共感出来たし、私もセルフでピアス開けたりしてる人間なので想像もできました。ただまあ、それにしたって意味わからん映画でもありましたが。笑
でも、主人公ルイが時折教養をのぞかせるのは原作の影響なのだろうなと感じました。原作未読ですが、芥川賞に選ばれるからには何かしらのものがきっとあったのでしょう。希薄な人間関係とかアマとシバさんのキャラ立ちとかは良かった気がします。

吉高由里子、本作で初主演とのことですが、良くも悪くも今と全然変わってないなぁと思いました。本人と似通った部分もあるのでしょうか。
ゼロ年代くらいのギャル、自分はそんな文化に触れていないはずなのに、なんだか懐かしく感じました。

寒いセリフが多くて小分けにしてみてましたが、期待以上でも以下でもなかったので、ヨシ!です。
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