蛇にピアスのYokoGotoのレビュー・感想・評価

原作の世界観は何となく分かるような気がしたのだが、その映像化に無理があったのかいまいちだった。主役の吉高さんが演じきれていないし、痛みを感じていないと生きている感じがしない主人公のバックグラウンドが伝わらないから感情移入もできない。井浦新さんの雰囲気だけが突出して良い。エンディングも残像を残さない終わり方。テーマは面白そうだっただけにイマイチ感が強い。