ユ

蛇にピアスのユのネタバレレビュー・内容・結末

蛇にピアス(2008年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

アマ役の高良健吾はなんであんなに健気で報われない可哀想な役が似合うんだろうか...似合うというか、なんとなく彼自身からもそういうかなしさみたいなものを感じたからかもしれない。とてもくるしかった。
ルイ(吉高由里子)が最後まで、アマを殺したと思うには十分すぎる心当たりがあるシバさん=きずき(ず? づ? わからない...)(ARATA)と一緒に暮らし続ける気持ちはわからなかった。それはルイとシバさんがSMの関係だから?愛?
たとえアマを殺した人であってもあの状況でシバさんまでも失うことは耐えられないということなのか?まあ普通に考えて正気でいられる沙汰ではないのはわかる。ルイにはアマとシバさん以外に誰もいないくらいの状況だということもわかる。(ギャル友に頼れるわけない。)わかるが...。

そもそも私はあそこまでピアス開けて刺青入れてるイカツイ兄ちゃんと意気投合できないな、と。
だからルイが舌ピ開けたのも蛇みたいにしたかったのも(名称わからん)、若気の至り的な?私には無理だな〜〜みたいなひとごと感があった。

でもアマが人を殴り殺したっていうのはアマだけの悪ではないし、彼の殺すしか見えていない時の感覚はわからないけれど(わかられても...だよね。)、たぶんそこに愛はあったし。

結局あまりよくわからない、こわい、アマが可哀想、性癖ってなんだよ...、よく生きたい、アマが可哀想......、なんでシバさんと一緒に暮らすの......とぐるぐるなって着地できなかった。
それといきなりサイコ井浦新をぶち込まれたので、地上波でお洒落な髪型でコーヒー淹れてる姿が信じられなくなってる。

U-NEXTでも後味の悪い作品として紹介されていたりしたので、このままモヤモヤしていてもいいのかなと思ったが。
考えることを早めに諦めてしまうタイプなのでもっと頭使って考えたいな......。
ユ