寝台戦友で、20年来の親友である門倉と水田。門倉は水田の妻たみに恋慕、水田は芸者に入れ込み、水田とたみの娘さと子はアカの青年と恋仲に。
親友と絶交してもどこか深いところで繋がってるとか、赤紙の来た恋人を追いかけて一夜とか、私もしてみたい…と思いながら観ました。
中年になってもどこかお茶目で、それでいて不貞の恋をするほどではなくて。その年齢にならないと本当のところは分からないかもしれないけれど、想いを自己消化しつつ戯れに表に出したりしてる。恋が叶わないといじけるのはまだ青いんだな。
ノスタルジックな昭和の雰囲気に浸れる映画です。
