KANIO

ゴーストバスターズのKANIOのレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)
5.0
80年代を代表するクラシックSFコメディの金字塔。
続編にアニメにゲーム、グッズやフィギュアなど様々なメディアミックス展開が今尚続いている通り、国内外問わず熱狂的なファンは数多い。

ファンの心を擽るのは何よりCGと模型を上手く使い分けた最高の特殊効果撮影と、プロトンパックやECTO-1などのメカニックプロップ、ゴキゲンなテーマソングに魅力的なキャラクター達。
少なくとも、少年時代の俺の心を掴むにも充分すぎた。

特に、マシュマロマンが暴れ回る1/18スケールのセットを用いた特撮撮影は圧巻で、クライマックスは今見ても凄い迫力のシークエンスが続く。
そして流れるように導入される大団円のエンドロール。

確かに、昨今のロジカルな脚本の映画と比較すると粗に感じる部分は多い。
しかし、エモーショナルなSF映画に育てられたかつての子供達にとっては正に親のような作品であり、この作品によって与えられた思い出は色あせる事は無い。永遠の名作。
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