まめもやし

ゴーストバスターズのまめもやしのレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)
3.7
今やユニクロでTシャツのデザインとしてもみるし、映画を観たことがない人でも「ゴーストバスターズ!」と叫ぶ主題歌(あまちゃんでも結構出てきたし)は一度くらい耳にしたことがあるだろう。

で、実際に見てみると、今でこそ発達した技術もあり、比べてみると何だこれ?と感じる人もいるとは思うが、(私自身生まれる以前の映画だが)そのゆるさ加減とくだらなさが何とも心地よく感じた。実際1984年当時は主題歌と共に人気を博し、SFXを上手く駆使した作品でもあるという。

幽霊の造形が面白い。緑色のスライムみたいなやつもいればマシュマロマンなどなど、幽霊と呼ぶには愛らしく、何とも憎めないフォルムをしているのだ。ストーリーや結末も単純明快で、ゴースト退治用の特殊な光線が出る装置を背負い、退治する。終盤のマシュマロマンの登場シーンはある意味衝(笑)撃的であり、案外あっさりやられてしまうから面白い。そこら中マシュマロだらけにして事件解決する何とも愉快なお話。

今の子供が観たら、めっちゃばかにするんだろうなぁ。30年以上も前の作品なだけに、今の技術と比べると陳腐に感じるかもしれない。でも昔のゲームを今だからこそやってみて意外と面白かったりすることと同じで、懐かしむような気持ちで観るとむしろこんな感じだったんだと逆に楽しめると思う。

今度は主要4人が女性キャストで新しくリメイクされるそうで、そちらにも期待してみるとする。
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