Kahoさんとの同時鑑賞🌟
これはなかなかの胸糞作品でした😱
＜あらすじ＞
印刷屋を営む竹下宗吉(緒方拳)は妻のお梅(岩下志麻)に内緒で愛人の菊代(小川真由美)との間に利一、良子、庄二の3人の隠し子を作っていた。
しかし、火事によって商売が凋落すると菊代と子供を養う事が困難に。
お金を渡す事も滞る中、痺れを切らした菊代は宗吉の家に子供と押しかけてくると、子供たちを置いて出て行ってしまう。
突然愛人との間に作った子供たちと一緒に暮らす事になってしまったお梅の怒りは収まらず、お梅に追い詰められた宗吉は非道な行為に走っていく・・・
＜感想＞
胸糞映画ときいてずっと気になっていた今作。
まさにタイトルの通り、鬼畜そのものでした⚡️
妻と共に印刷業を頑張る傍らで、愛人を作り、さらには子供まで作る(なんと3人も😳)。
夫の宗吉がクズなのは言うまでもないですが、押しかけてきた愛人の菊代は子供を置いて出て行ってしまうし、押し付けられたお梅は子供たちへ当たり散らし、宗吉には子供たちを追い出したり、殺害をほのめかす始末💦
一番の被害者である子供たちがあまりにも可哀相で🤦🏻♂️
そんな子供たちも、お梅や宗吉が考えている事を悟っているのか、何気ない駆け引きからも感じ取られました。
妹たちが次々にいなくなっていく時の長男の利一の境遇を思うと胸が締め付けられる思いでした😣
それでも利一が父親の事が大好きである気持ちが揺らぐことはなく…
利一の気持ちがとても伝わってくる、警察から色々問われた時の彼の言動。
それがとても切なく、泣けてきました😢
親を選ぶ事の出来ない子供を裏切るなんて絶対にしてはいけないと、今作を観て強く感じました。
ちなみに今作とセットで玉木宏×常盤貴子の出演している2017年版の「鬼畜」も鑑賞しました😁
ラストは少し違っているけど、基本的にはオリジナル版を忠実に再現されていて、こちらも面白かったです🎶
