とらじ

鬼畜のとらじのレビュー・感想・評価

鬼畜(1978年製作の映画)
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まさに鬼畜な内容だった。
ストーリーも怖いし、岩下志麻の演技も鬼気迫るものがあって特に子役に無理矢理ご飯食べさせるところが怖過ぎた。子役の演技が棒読みで、これはこれで見ていて微笑ましい感じなんだけど、この明らかにフィクションな要素がないとつらすぎて見ていられなかったかもしれない。
長女を東京タワーに置き去りにするシーンで、エレベーターの扉が閉まる直前に見えた長女の表情と、それを見た緒形拳の表情がすごくよかった。長女があの後どうなったのか気になる。
最後に長男が緒形拳に言う印象的なセリフが、棒読みなのでどっちの意味にも解釈できそうなのもいい。
大竹しのぶが若い。
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