Jeffrey

鬼畜のJeffreyのレビュー・感想・評価

鬼畜(1978年製作の映画)
4.0
鬼畜とは…の意味がわかる映画。地球上最も弱者とされる赤子、子供に対し知識ある大人の勝手な感情で弱者に対する意識の行いを目撃させた映画。物語を見て行くうちに程、堕落の無知蒙昧な父とその威丈高な愛人に対し鬼畜を表している様に一見見えるが本当の鬼畜は子供の母だ。旦那の頼り無さと威丈高な愛人との対面で暴力的な振る舞いを雰囲気で感じた上で母は我が子を旦那と愛人に預け去ると言うよりは捨てた。一番の鬼畜は母であり一番不幸なのが子供たち。この作風は何を訴えてるかを考えても完璧に正しい打開策が見つからない。親の自覚を問う最悪の内容だ。観ていて虫唾が走る…この映画に登場した家族や周囲は悪式家族の獅子身中の虫と言える。因縁食いをして行かなければ生きていけない無力な三人の子供が哀れで哀れで仕方がない…。こんな大人いや人間は血筋は野良犬以下の何者でもない…あー胸糞悪。
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