このレビューはネタバレを含みます
ホロビルノハオマエダ！デーモン！
え全員アフレコで喋ってる？
”邦画界が生み出した呪物”だの“懲役２時間”だの言われたい放題の本作だが、世界を破滅に導く壮大なストーリーをなるべく原作に近い怪奇的な空気を纏わせながらなんとか２時間に収めようと努力した形跡がみられる点を俺は評価したい！評価した上で星1.7だ！これ以上はやれるか！
みんながハードルを下げに下げて地面にめり込ませてくれてるおかげで「あれ？評判よりは全然みれるじゃん、なんだよこれくらいのクオリティの作品なんてごろごろあr」と思いかけたところでデビルマンに変身。すぐにあーこれは駄目だと悟った。禍々しい姿から放たれる、禍々しいエフェクトのかかった、禍々しいまでの棒読み台詞は他の追随を許さない。
「美樹ちゃんあのさ。もし、俺が人間じゃなかったら…いい！なんでもないじゃあ！」
ここの演技すごすぎる。文面では伝えきれない、AIだろうがずんだもんだろうが再現できない、間違いなく人間にしか出来ない芸当。
ボボボボボブサップ！！？？
そそそそ染谷将太！！かわい！！
小錦！？いるか？
さっちゃん！？いるのか！？
嶋田久作なんてマジ一瞬やん！！わざわざ登場させる意味あったか？
「デビルマンを観たことがある」というのがいつか大きな財産になる。
