音清

幸せの行方...の音清のネタバレレビュー・内容・結末

幸せの行方...(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます



隣人妻友人を殺害遺棄した資産家ロバート・アラン・ダーストをモデルにした映画。


ロバート・アラン・ダースト
1943年4月12日生まれ(77歳)

1982年 妻キャサリン失踪。(2021年現在も見つかっておらず 行方不明のまま。)

2000年 友人のバーマンを殺害したとして起訴される。

2003年 隣人を殺害、バラバラにし遺棄した事実を認めたが、正当防衛を主張し有罪を免れた。





『幸せの行方』2010年🇺🇸
アンドリュー・ジャレッキー監督

デヴィッドとケイティがはじめた健康食品店の名前"All Good Things"が原題。


一番近い存在のはずなのに
あなたは知らない人─

とてもわかりみの深い言葉。

ライアン・ゴズリング、キルスティン・ダンストの演技が素晴らしい...。ゴズリング見たさに選んだ映画だが、生まれながらにして裕福(祖父はたたき上げ)、父には逆らえないタイプの男の愛していたはずのパートナーへの執着心や眼差しの冷たさは 胸が苦しくなる。それを見て見ぬふりをする というか自分の息子なのに(だからなのか)今一度向き合おうとしない父親も、周囲にも、もやもやしてしまう。
音清

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