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昨日・今日・明日のmamのネタバレレビュー・内容・結末

昨日・今日・明日(1963年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

デ・シーカのオムニバス3作

「アデリーナ」
除隊後から失業中の旦那と子供を養うため闇煙草を売って稼ぐアデリーナ。
赤いピン留めと、大きいお腹のため締められないサイドチャックが何ともキュート♡

借金を返せず家財を差押えられそうになるも近所の人々が意気揚々と家財を隠すのを手伝ってくれるという何ともハートウォーミングな町。弁護士から妊婦は出産後6ヶ月までは逮捕されないと聞き、次々と子作りに励む2人。捕まえに来る警察も妊娠を知ると笑顔だし、微笑ましい。

クリスマスには次を仕込まなくちゃね!

7人まで続けて産んだところで、期間中に次の子が間に合わず、ついに刑務所に入ることに。カンパ金を集めたり恩赦を嘆願したりと、またもや町の人々の協力により救われるアデリーナ。
パレード並みの盛大なご帰還で町の人々に祝福されるのでした。めでたし、めでたし。

「アンナ」
社長夫人でリッチなアンナ。知的でインテリな青年レンツォとドライブに出かけ、お金なんて...と愛を語らうが。愛車のロールスロイスをレンツォにぶつけられると彼を罵倒し、後続の車に助けを求め、ひとりさっさと帰ってしまう。

手のひら返したように本性あらわし、やっぱりお金が一番大切なのね、アンナ。

「マーラ」
真面目でピュアな神学生ウンベルトは、ベランダで出会った隣人のマーラに一目惚れ。祖母は娼婦のマーラを毛嫌いし、ウンベルトに彼女の職業を明かすも信じず、神学生を辞めるとまで言い出し...。
祖母に泣きつかれたマーラは、顧客のルスコーニも巻き込んでウンベルトの説得を試みる。

ストッキングのとこが堪らないストリップショーに、従順なワンちゃんみたいなマストロヤンニが可愛すぎる♡

2021 再見
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