78歳のおじいさんのカール。亡くなった妻との約束を果たす為に、無数の風船を自宅にくくりつけて家ごと南米にある伝説の滝へと向かうアドベンチャー。
カールの幼少期から物語は始まり、妻になるエリーとの馴れ初め。2人揃って成長して大人になり結婚。日常を過ごしやがて老年期になりエリーが亡くなった後から本題がスタート。ここまでで映画開始してから10分ですが、この時点で早くも涙腺が危ない事態に。笑
この2人の物語だけ切り取ってももう一作作れるほどのクオリティがあると思います。78歳になったカール。成り行きで8歳の少年ラッセルと共に壮大な旅に出ることに。
そこからの物語はどのシーンを取っても絵になる美しさもあり、ワクワクドキドキの冒険。動物(特に犬)好きなら堪らないようなシーンも多くあります。笑いと感動を上手く絡めていて大人でも子供でも存分に楽しめる、まさしくピクサー印。
登場人物も必要最小限。テーマも分かりやすく温かみ満点のハートフルな物語。予想以上の完成度でした。
