KJ

ある日どこかでのKJのネタバレレビュー・内容・結末

ある日どこかで(1980年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

個々の演出やアクトはとてつもなく稚拙で(逆に可愛かったりもする)、ザ・メロドラマではあるけれど、映画の全体的な雰囲気や音楽は素晴らしい。

主役のクリストファーリース、ジェーンシーモアの美しさ(これがなければ多分タイムトラベルのモチベーションとなるストーリーがそもそも成立しない)や2人で過ごす時間の煌びやかさに対して、時間という物語上避けられない障害が2人を引き裂いてしまって以降のリチャードの侘しさが2人の愛より際立たせている。

(タイムトラベルという意味ではSFチックなのかもしれないけれど、パラレルワールド的な設定ではないし、未来が変えられてしまう話でもなく、設定の気持ち悪さはあまり感じない。)
KJ

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