お勧めされて鑑賞。
お勧めしてくださったのは精神科医をされてる方なのですが、
精神科医の方がこの作品をどう観たのか、何故私にこれを勧めたのか…気になりすぎるので今度聞いてみます。
本をあげるシーンからは、もうその先が見えすぎて、彼の気持ちが伝わりすぎてすごく胸が痛くて……涙が止まりませんでした。
彼は外の世界で人の愛を知り、愛を表現する方法を知り、何より愛し方を知った。守りたいものができた。
守り方を知らず、指示に従うだけの彼はもういない。自分ができる方法で今回はなんとしても守りたかった。たくさん教えてくれた人達を絶対に絶対に幸せにしたかった。
これを書いてるだけでまた思い出し泣きが……
最初と最後、同じ場所に立つ彼は全くの別人でした。目と表情がそれを物語ってました。
最後の表情がとても美しかった。確かに目には光があった。見つめる先があった。それが全てです。
ビリー・ボブ・ソーントンの演技があまりにすごすぎて、それだけでも観る価値ありそうです。その上監督も脚本もやったなんて…信じられない才能です。
レビューは賛否両論のようですが、私は良い作品だと思いました。
途中音楽がちょっと微妙なところとかはあったけど、終わり方に疑問は残らなかった。トゥルーエンドの中でも良いトゥルーエンドかなと思います。(トゥルーエンド大好き芸人)
素敵な作品にまた一つ出会えました。