スリング・ブレイドの作品情報・感想・評価・動画配信

「スリング・ブレイド」に投稿された感想・評価

chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
2021/9/8
母親の浮気現場を目撃し、母とその相手を殺害した知的障害者のカール。そんな彼が、25年間の精神病院生活を終えて出会った少年フランク。始めはカールの癖の強さが気になったものの、だんだんと癖も含めてカールのことが好きになる。そして、徐々に明かされていく、幼少時代のカールの生活と救えなかった弟の命。その残酷さと、カールが度々フランクの言葉を窘めること、カールが考える子どものあるべき姿と大人の役割の話が印象が残る。特に後者は、自分のような子どもを二度と作らないことを願っているかのよう。最終的なカールの行動は予定調和ではあるけれど、その行為に込めた思いにぐっとくる。それにしても、退院前に住まいの確保や保護者的な人が設定されないことに驚いた。
tsurukame

tsurukameの感想・評価

3.6
全く知らなかったけどunextで配信が今日までで、かつ良さげだったので。

 母親の彼氏もアル中だったからカールみたいに治療が必要だったよね。だから最後のセリフは切なかった。あと子供がそんな事言っちゃいけないって、恐らく自分の事を踏まえつつたしなめてたのも印象的だった。
 
 死んでしまった弟、のちに出会った弟的存在、父親の不在、頼りなさ、ケアを受けた人、受けられなかった人等、登場人物が幾重にも対比的に書かれていたし、ゲイの人の書かれ方も先進的な気がした。だからこそラストはあれしかなかったのかと残念に思った。とはいえ映像も素朴かつ丁寧に撮られてるし、何より2人の友情はとても素晴らしかった。話し方がエンジンみたいで落ち着くってほんといいセリフ。ビスケットにカラシ塗って食べたい〜。
 どうでもいいですがあの子役の子、今どうなってるのかなと調べたらまさかの同じ日に見たワイスピ最新話でジェットエンジン積んだ車を設計した、コントローラー首から下げてる青年でした!!!!!!
2021年 268本目 📚
フィル友さんのレビュー読むまでは
全く知らなかった作品だけど
これは良作でした\( 'ω')/

知的障がいを持つ殺人犯カールと
少年フランクの出会い👬
家庭環境に恵まれず孤独を抱える
2人はお互いを必要とし大切な存在に✨

幼少期に殺人を犯してしまった
カールは実はとても純粋で誰よりも
家族を大切に思っていた

展開はなんとなく想像できたけど
知的障がいを持つカールの演技が
とてもナチュラルで引きこまれた
この俳優さんが監督兼脚本なんですね!
彼が見つけた大切な家族
感動のヒューマンドラマでした🥺

配信期限最終日の夜ギリギリ鑑賞💦
これは間に合ってよかった〜
s子

s子の感想・評価

3.7
母親の浮気現場を目撃し、母とその相手を殺害した知的障害者のカール。25年間の精神病院生活を終え、故郷の町に帰ってきた彼は、そこで父親のいないフランクという少年と親しくなる。だが少年の母親が恋人の暴力に悩んでいる姿を見た時、彼の中である決意が芽生える...。

知的障害者のカールと少年フランクの友情とても微笑ましかった✨
私もフランクと一緒でカールの独特な喋り方好きだなぁ〜😍✨
カールがいい人だから、周りの人達もいい人達が集まってきたんだなぁ〜と思った。
でも、実の父母に可愛がられないのは辛いしよね…。カールの弟の話も切なくなった…。
だから、最後の結末は悲しいけど、フランクの為を思っての事だと言う事がひしひし伝わってきたからなんとも言えない気持ちになった😭
カールには幸せになってほしいなぁ〜😣
演技力と脚本に隠れて目立って無いけど、背景音楽が絶妙過ぎる。最後、一人ビスケットにからしを塗るシーンで流れ始めた微かな音のチョイスとタイミングに震えた。そこから徐々に大きくなって、次場面での ”Don’t you say nothing about that boy.” でピタッと止むの職人芸。
これらを一人で書いて演じてディレクティングしたソーントンって。
法律や宗教を超えた圧倒的な"善"。

ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本・主演を兼任し、知的障害の殺人犯と少年との交流を描いた映画。

実は「何が善で何が悪か」なんていうのは、本能的に人間の根源にあって、法律や宗教など人間が作り出したあれこれが、その判断を複雑にしている。(そういう概念が善悪を作ったという考え方もあると思うが)

この映画の主人公は知的障害者だからこそ、何にも余計な観念に邪魔されず、その根源的な善悪の基準に沿って行動ができるということ。

センシティブな題材の割には、時間がゆったりと流れているというか、結構牧歌的なシーンが多くて、全体的には温かい。

結構な田舎が舞台なんだが、よくある「閉鎖的な町の住民が差別的で…」みたいな構図じゃないのも凄く良かった。

基本的に世の中は寛容的に、良い方向に向かっている。だけどこの映画のドワイト・ヨーカムみたいな、ヘイトに満ち溢れた声の大きいマイノリティが視界を曇らす。そいうのが真理なんだと思う。
cozy

cozyの感想・評価

4.2
めちゃくちゃ地味ですが、めちゃくちゃ良いですね。

長めだし、そんなに起伏無いのですが、全くダレずに観れました。
ロビン

ロビンの感想・評価

4.1
“精神病院帰りの知的障害を持つ元殺人犯カールと父親のいない少年フランクの心の交流を描いた作品”というあらすじを軽く見ただけでハマる予感しかしなかった。
結果鑑賞して大正解!  
変な意味でなく知的障害を持つ者が登場する作品には、名作が多いと個人的には思っている。
例えば『フォレスト・ガンプ』『アイ・アム・サム』『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』『チョコレートドーナツ』等々。。
これらの作品に匹敵するぐらい良かった。

何より知的障害を持っているとしか思えない、ビリー・ボブ・ソーントンの演技が素晴らしい。
劇中に少年フランクから「話し方が好き」と言われるカールの喉を鳴らす独特な喋り方は、最初は違和感があるものの段々と聞いているこちらも、不思議と心地良くなってくる。

結末は何となく読めるけれど、そこまでの過程が非常に秀逸な作品。
カールとフランクとその周辺の人物が心を通わせていく様子がとっても良くて、深く心に染み渡っていく。
最初から最後までゆったりと時間が流れて行く感じが心地良かった。

そしてカールの周りに良い人ばかり集まるのは、きっと彼の人間性が心優しいからなのかな。
ただ一人のクソ野郎はフランクの母親リンダの恋人ドイル!
ただこのクソ野郎が本当にクズなのかってところが問題。
いやクズでクソ野郎なんだけど〜笑
その描写がちょと弱い。
この作品の結末を考えるともっともっとクソ野郎に描いて欲しかった。。

カールとフランクの沁みたセリフ。

カール
「子供はいいことだけ考えてればいい」
「君たちを傷つけない聖書に手を置いて誓う」
フランク
「父さんはいい人だったいい人はみんな先に死んでいく」
「もう疲れたよ子供なのに変だろ」

カールが勤めていた修理屋の店主のセリフ。
「鍵を渡さなかったのは人として間違っていた、長い間閉じ込められてたんだからな自由に出入りしてくれ」


【ネタバレ】
  ↓




クソ野郎のドイルからフランクとリンダを守るため、母親を殺したスリング・ブレイドを研ぐカールは達観しているようでとっても悲しくなる。。
でもクソで最低な父親を赦したように、多分自分を赦しているんだろうなと。。
みぽち

みぽちの感想・評価

4.0
過去に罪を犯してしまった知的障がいのある男性✖︎家庭環境が複雑な少年の友情物語。
すごく優しい映画。優しいけれど、少しだけ狂気性も持ち合わせていて、苦味のある部分も辛い気持ちにはさせられたがすごく良かった。
ある人物が出てきた時点でラストこうなっちゃうのかなあ😩と思ってドキドキしながら身構えて観ていたのだけれど、いざそうなるとやはり苦しいなあ😭カールの職場の人物や周りの人があたたかい人たちばかりでうるっとくる場面が多い。
ビリー・ボブ・ソーントンと、ルーカス・ブラックの演技がとにかく素晴らしくて惹きつけられる。
私もポテト🍟大好物だから、カールと友達になりたい🥰笑
坂口

坂口の感想・評価

3.6
正義が美談で通らないことは数多く存在する。事実だけを掬うと、殺して入所して出てすぐまた殺しただけとなる。

障害を持つ彼を取り巻く世界はあまりにも綺麗すぎている。

悪役も程よいが、そこまで悪くないのも…。少年と打ち解ける過程とクライマックスの流れが美しい。

冒頭で話の筋は掴めていて、そのオチをそのまま迎えているのに、クライマックス手前の映像効果や撮る場所、それとソーントンの使う間や、顎を付き出す演技に最後まで魅了された。
クリーンすぎるとしても良作だと思った。
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