英国淑女

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポの英国淑女のレビュー・感想・評価

3.5
太宰にハマっていた20代半ば、
生家を訪れたりしては、
作品を再度読みあさり、映画も見ていた。

このヴィヨンの妻、なんとも女の心情を仕草でよく伝えている。

口紅を塗り直して会いに行くシーンは、拍手ものの表現。

あれから数年、太宰にハマっていた私は、
そういう恋愛期だったから
ハマっていたのだと思った。

今は違うな、と、観たあと苦笑してしまった。