太宰治原作の映画化作品の中では断トツで文学的な情緒が漂っていて好き。
キャスト陣も文句なし。
なにより主人公を演じた松たか子の幸薄そうだけど健康的な美人な魅力素晴らしい。それでいて色気も漂っていて最…
トーキーは初めて観たのでありますが、以前小説は読んでいたのでございます。朧げにお話の面白さだけは覚えている始末でございまして、はて、どこに仕舞ったかと書棚を探しても見当たりません。仕方ないので青空文…
>>続きを読む 太宰治作品のような純文学の素養はありませんが、この脚色は、破滅的な愚行をくり返す男性作家の妻をめぐって、終戦直後の女性の“現在地”を切りとった物語だと解釈しています。
当時の女性たちは、“生きづ…
2018年に原作読了。細かい所は覚えていませんが、原作よりかなりドロドロ感が抜けています。そして他の作品が紛れ込んでいるようですが、核心は抑えていると思います。殆どの読者が主人公の大谷を太宰治と重…
>>続きを読む普通に同タイトルの本原作を想定して観てたら色々ごちゃ混ぜすぎて笑った、なんなら青森県会議員の息子設定とか太宰本人じゃん笑
きりぎりすも大谷書いた設定だし笑
で、なんだよグッドバイって、入れるだけ入れ…
このレビューはネタバレを含みます
『津軽』の幼少期の回想シーンが枕で、冒頭から途中までは話の展開もセリフも『ヴィヨンの妻』をきっちりトレース。中盤以後、見知らぬ展開wになってここから脚色かーと思ったのだけど、ところどころで妙に太宰っ…
>>続きを読むフジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送