ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポの作品情報・感想・評価

「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」に投稿された感想・評価

本作は要するに、「ゴーン・ガール」です。
しかしながら、この「サッちゃん」はあまり頭が良くないというか、何も考えてないからタチが悪い。

堤真一を見てみろ。
妻夫木聡を見てみろ。
「サッちゃん」の大谷への愛情の、そして、全てを理解して意図的に、愛を、というか、人間のズルさの根源を問うべく「試す」ために挑発的行動を繰り返している大谷自身の行動に、みんな振り回されているじゃないか。

そして、大谷は、世間から人非人と非難される。
全てを計算づくで、心の中にある無意識の悪意。人間の心の中にある無自覚な愛情というデリカシーのなさ。そして表層。
その権化が「サッちゃん」ではないか?
だからこそ、それを大谷は暴こうとするのである。
暴こうとすればするほど彼は人非人になっていく。
そして、それを献身的に支えれば支えるだけ「サッちゃん」はみんなに愛されていく。
だけど、サッちゃんを好きになる人たちはサッちゃんの大谷への愛情で不幸になっていくのである。

生きてさえいればいい。
それはサッちゃんの真理ではあるが、大谷は、それに怯え受け入れるしか生きていくことはできないのである。

だからこそ、「サッちゃんが一番怖い」という映画。
つまり、「ゴーン・ガール」と同じ結論なのである。

ただ、松たか子も広末涼子もベッドシーンいらない。
胸を意図的に隠すだけの濡れ場なら最初からいらない。
そういう配慮のために作られたカメラワークならいらんだろ?

そして、特に、今から死ににいく。
男と死んでもいい、っていう女の感情として、あの濡れ場はさすがにない。
本当に興醒めするから、そんなものは撮るなと言いたい。
心底下品だ。
雪ん子

雪ん子の感想・評価

3.1
着物姿の松たか子が見たくて鑑賞。浅井忠信演じる太宰治の生き方は詳しいことは全く知らない。この映画を見た限りでは共感出来ず。松たか子は艶があり図太くもあり素敵だけど、役の様に自分を堕として生きるのは若いうちはまだ見れるけど、年がいったら目も当てられない。実際に太宰治の妻や愛人がどのくらい美人だったのかを調べてしまった。
みるめ

みるめの感想・評価

5.0
👼過去鑑賞作品気まぐれ更新👼
🎊ミッドタウン日比谷オープン記念その2🎊

📅鑑賞日:2009/10/10(土)
🎥TOHO シネマズシャンテ

初日舞台挨拶付きで朝イチ🌄初回❗😆
登壇者
浅野忠信さん
松たか子さん
妻夫木聡さん(※🎥『ノーボーイズノークライ』初日舞台以来2回目)
広末涼子さん
伊吹さん
室井滋さん

公開が発表されてから
めちゃ楽しみにしてた作品でした❤
原作も先に読破して📕での鑑賞❗

太宰治がたぶん好きなんですよね😘
有給取って❗
初日舞台挨拶のチケットも気合いでゲット❗
3列目🙆✨

念願の松たかこちゃん生❗2回目❗
映画の舞台挨拶はお初✨🙆💚
生お初は
舞台『セツアンの善人』@初台の新国立劇場1999年


松さん好き温度❗
これで伝わりますね(笑)

更にキャスティングも好きな俳優さん揃いで
2000年~2009年中で
1番思い出に残ってる舞台挨拶です。


司会はフジテレビの軽部さん🎤😆✨✨
楽しかった(笑)
朝イチの日比谷(笑)
ご年配さま👴👵が多くて😆
太宰治原作感が勃発💃
そんな舞台挨拶はここ10年でこの作品だけでした(笑)
私が出向く作品の傾向も関係しますが(笑)
ブッキー舞台挨拶後に観客に手を振ってくれて✋✨✨
最高の笑顔で☺
上がったー🙌❤💃


浅野忠信さんは10年ぶりの舞台挨拶でした😆
初は🎥『地雷を践んだらサヨナラ』
の完成披露試写会だったので🎵


🎥『ヴィヨンの妻』🍒
ラストシーンが
美しすぎて🍒
台詞もめちゃ好きだった😂

『生きてさえいればいいのよ😚➰💋』by松さん✨✨✨✨✨




生田斗真くんの太宰も好きですが、
🎥『人間失格』

浅野忠信さんの太宰も最高でした❤


根岸監督の作品は他には
🎥『探偵物語』
🎥『サイドカーに犬🐶』
が好きですねー😘❤
Mah0

Mah0の感想・評価

3.1
この太宰治感。
松たか子が本当に太宰治が好きそうな女性まんま演じててすごい。
yui

yuiの感想・評価

2.9
駄目男な大谷と彼と連れ添う妻の話。

なんでこんな男と…と序盤はイライラして見ていましたが、だんだんそんな状況ゆえの妻の変化に心奪われました。
本当に強く美しい女性で、純真無垢なのか、全て悟っているのか、わからなくなる雰囲気を持っていてすごかった。
あ

あの感想・評価

3.0
授業でみた。広末涼子と松たか子の妖艶さと美しさがすごかった。
全ての役者さんが、全ての役にはまっていた。女ってこういう何か奥底に暗い闇みたいなのを秘めていて文学的でなのにクズみたいな人に溺れて死にそうだけど私は全然好きじゃないなあ〜それなのにさちはなんかこんな人にもなびかれず?純粋無垢で何も知らないように見せかけて本質を見抜いているというか、なんだか凄い女性だった。妻夫木聡の絶対に報われなさそう感も良かった。
小説の世界、空気感そのまま映画になっている。原作に無いオリジナル部分も違和感ない。

大谷の死にたいという気持ち、女性に必要とされることで、自分の価値を確認するような行動。
自意識過剰でプライドが高いから、妻の行動にいちいちショックを受ける、など掴めそうで理解出来そうではあるが本当にそうだろうかとか、ここまでダメな男は全ては理解出来ないなと思ったりするところが文学だなと。

さちはとてもまっすぐな女性。ブレないかっこよさがすごい。
最後のキメ台詞「生きてさえいればいいのよ」は鳥肌立った。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
甲斐性なしだが憎めない腐れ縁の夫の妻が、一皮も二皮も剥けて行く様が実に巧み。
まぁ、ここに描かれる男共は何ともで、同性として歯がゆく感じましたが、それにも増してこういう形で魅せられた女性の絶妙な輝きぶりには、最後は頷かざるを得ませんでしたね。
そして、"愛など信じたら、すべてが消えてしまうと男は恐れている...すべてを失った後に残るのが愛だと、女は知っている。"・・・このキャッチコピーを受けての、ラストの一言は実に効いてきて、流石は根岸監督。
そして、演技派としての松たか子が全開で、恐れ入る熱演ぶりで・・・浅野忠信のだらしなさに、広末涼子の魔性ぶりに、堤真一らの持ち味を出した助演もいい。
花

花の感想・評価

5.0
松たか子が色っぽく、健気でダメ男に尽くす妻を演じていますが、物凄い演技力で引き込まれました。感情が現れる演技。こんなにすごい女優さんだったのかと圧倒されました。ダメ男に惚れたら、こうなるよね。でも仕方ない惚れてるんだから。いつの時代もこういう関係って繰り返されるんだろうな。太宰治が好きな人にはオススメです。
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