第7作
【寅次郎母、再登場の回】
5年ぶりに寅さん全作見直し。
奮闘編が一番好きかも。
「あたし、寅さんと結婚しようかしら」
ヒロインはその時一瞬だけ寅さんに恋心を抱いて言うけど、この一言で寅さんは相手を生涯愛そうとしてしまう。
その後ヒロインは、元々好きだった相手や、故郷の男性などと幸せになるが、寅さんは未だ好きなまま…
しかし寅さんは相手の幸せがわかると、また旅に出る。決して相手をキッパリ諦められたわけでもない。失恋の傷は癒える事はない。それでも男として、明るく身を引く。
「顔で笑って腹で泣く。」
男なら、一人の例外もなく全員この気持ちがわかるはず(笑)