このレビューはネタバレを含みます
いやぁ凄いわ。凄いのよ。
2回目なんだけど、１回目の記憶殆どないなぁと思ってたら観たの10年くらい前なのか笑
それでも強く印象に残ってるってことは凄いんだろうけど、2回目の今回の方が良かった。
多分さわりが入っていた分、演出だとか一人一人の機微に集中出来たからだと思う。俺あんま本読まないから原作知らなかったし。
これは化け物作品だな。
文字通り馬鹿騒ぎをする生徒達の気持ち悪さとか、大人ぶって大人を馬鹿にしてる生徒から見える未熟さとか、
感情があっち行ったりこっち来たりぐわんぐわん。
最終的に抱く感情はまとめて気持ち悪い。
なんだろう、心にシンシン？いやぁな鋭いモヤをかけていく感じ。
ただ最後の最後。ネタバレになるけど、
なーんてね。の感情が読み取れない。
1回目の時もそこが謎で、そこが特に強く印象に残っちゃったんだよな。
単純にあの生徒への復讐の為に、より不快感を増すためそいつの口癖を使っただけ？そんな単純に鬱展開でしたーって感じなのかな？
それだとなんで松たか子はあんな悲しい顔なんだろう。
もっと複雑な感情があるんじゃないかと思っちゃう。
今回もやっぱりわからなかったけど、
とにかくすっごい良かった。
自分のレビューざっと読んでみても、気持ち悪いとか褒めてない感じが凄いけど笑
