最初話題になった時小説を読んで、牛乳が衝撃的すぎてそれしか覚えてなかった。てか多分そこで読むのやめたかも？
牛乳の衝撃から終業式以降の話、こういう話だったんだ…と思いながら鑑賞。それぞれの人物の語りで明かされていくそれぞれの真実が、段々明るみになって見えてくる全体像。それがすごく面白かった。完璧すぎる復讐劇。
そして皆演技上手すぎ。ウェルテルのウザさも完璧だった。笑 松たか子はあまり好きじゃなかったんだけど、これ観て好きになった！
なんだかな。皆悪いのは悪いんだけど、何が彼らをそうさせてしまったのか考えると、誰も悪くないような、しんどくて苦しい気持ちになる。そして気持ちがめっちゃ暗くなる。でもやっぱり親が悪いのかな。。愛情を注いだつもりが歪んだ方向になってしまったことが皮肉だ。
自分本意に過ごしてたら大切なものが見えなくなって、いつの間にか自分の手で離してしまっていることがあるんだと、なんか修哉見て思った。
修哉を大切に想う、大切なものが消える(消す？)2つの場面で何だか泣けてしまった。
周りの大切な人たちの想いに気づき受け止めること、想いを伝えること、そして彼らとの一瞬一瞬を大切に。忘れがちだから気をつけないと！
橋本愛ちゃん国宝級に美しい中学生やった。
そしてやっぱり芦田愛菜ちゃんは可愛くて、天才子役だったんだと改めて思いました。
