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告白のKTOのネタバレレビュー・内容・結末

告白(2010年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはかなりツボな作品。
中学生の危うさ、脆さがすごく表現できてる気がする。
「自分を認めてもらいたい」ただそれだけのためにいじめ、殺人未遂、殺人。普段の自分達にもある日常にあることから非日常なことまで、この子たちは認めてもらいたいと叫びたいのに叫べずにいる。
告白は松たか子が演じてる先生の娘が生徒に殺された。という先生の告白から始まり、殺人までの真相が二転三転と生徒たちの告白によってみえてくる。
生徒たちに共通するのは、自分を認めてもらいたいがそれを告白するのは恥ずかしく、大人な私でも難しい。まだ成長過程の中学生となれば尚更な気がした。
演出含め非常に未完成な様を完成度高く仕上げた良作。
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