NATSUKO

トリコロール/赤の愛のNATSUKOのレビュー・感想・評価

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)
3.6
赤の愛というだけあって、重要なシーンに赤色がポイント使いされていて非常に印象的だ。
真実も愛も非常に判断つきづらく曖昧なものだと感じささせる。女子大生兼モデルの主人公の顔が、半分照らされ半分暗い。この演出が、作品そのものを非常に意味深いものにする。盗聴してた元判事も、モデルの女もある意味純粋なのだ。真実の愛に関して、延々悩んでいる。イレーヌ・ジャコブの存在そのものが、非常に印象深かった。重厚な印象を与える作品。
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