ヒラリー

トリコロール/赤の愛のヒラリーのレビュー・感想・評価

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)
3.8
トリコロールの赤 博愛をテーマとした人間ドラマ
大学生モデルのヴァランティーブは車で犬を轢いてしまい、首輪にある住所を頼りに飼い主である元判事 ジョゼフを訪ねるも受け取り拒否
後日再訪した際彼が近隣住民を盗聴している事を趣味にしていることを知る。
軽蔑するもそれを知らせるという事はその人の周りの関係を壊す事に繋がり踏み止まる。
表では妻子があり裏では別の男に愛を伝える男、試験前の彼氏とわがまま彼女、麻薬の密売人
冒頭から散々法律家を目指すイケメンとのショットが入ってたからこれは恋仲になるのか!?って思ってたらいつまで経ってもならん
勘繰り過ぎていつだいつだ…と期待した挙句、使われ方が思ってたものと違い過ぎてこけそうになった。
麻薬中毒の弟、遠距離彼氏、ジョセフもまぁ過去の関係からこじらせてるし、心を開く→好意の目が見て取れる。
年の差的に現実的ではないとしてもどうなってしまうのか、すごく気になる。
ラストの展開にゾっとした(船の映画では何度となく最悪を見てきた)と同時にトリコロール三部作が同じ時系列である事を示唆していてすごい絡め方するなと思った。
ヒラリー

ヒラリー